どんなに高く飛ぶ鳥よりも想像力の羽根は高く飛ぶ

自分の"楽しみ"を書いて、自分だけが救われるんなら、それは言葉ではないんじゃないの。言葉は人のものでもあるんだから。

小さな冒険

歩いていると、やたらとこちらを見てくる少年がいた。まだ幼い。3、4歳といったところだろうか。その子は母親と一緒に歩いているのだが、母親とは手を繋がず、自分の意思で歩いている。母親の少し前を歩いている自分のところまで、時たま追い越してはこち…

つぎつぎと合う辻褄

君と初めて出会った時、自分が生まれきてきた意味が、わかった。君と出会うために生まれてきたんだ。君と暮らすために、君と生きるために、私は生まれてきたんだと思った。 やっと、だった。私は自分が生まれてきた意味がずっとわからなかった。仕事をしてい…

人のせいにすることの不幸

自分に起きた不幸の何もかもを、人のせいにするな。そのほとんどは自分のせいである。たとえそれが病気であったとしても、結局は自分の生き方が招いたもの。そんなことですら自分のせいなのだ。その不幸のほとんどは自分のせいであって、人のせいではない。 …

被害者意識を葬る

被害者意識さえなければやっていける。それをなんとかするのは第一に薬だし、そして自分の考え方なのだと思う。自分が被害者になることで得ていることを総ざらいしたら、被害者ぶらなくて済むかもしれない。 被害者意識はどんどん湧いてくる。それは自分に問…

人生、楽しんだもの勝ち、ということ

僕のことを、人間扱いしなかった人たちがいた。そのことに、私はショックを受けていた。その対象が自分であることに。人間扱いされないことに、自分に原因がなかったとは言えない。いろんなことがあったから。でも、人間扱いされない筋合いはない。 彼らを憎…

能動的な幸せの感受について

ぼくが報いを受けなくてはならないなんて、きいてない。なんでぼくはこんな目にあっているのか。なんで皆はいい思いをしているのに、ぼくはこんなんなのだ。自分から奪われたものを、思う。私は人を信じなくなった。 いや、深いところでは、信じているに違い…

今、この瞬間にするべきこと

今という時間。この瞬間をどう思っているか。このまさに今というこの瞬間をだ。何をしているべきなのか、自分に問うたことがあるだろうか。今この瞬間にしていることに疑問を持ったことがあるだろうか。 わたしが書いているのは紛うことなく駄文である。こん…

人の役に立つということ

人を役立ててばかりで、つまりは人に頼ってばかりで、人の役に立とうと思えていなかった。自分一人で生きているつもりになっているわけじゃないけれど、ほとんどそうなのかもしれない。関わっている人は少ない。誰かのために生きているという実感はないし、…

いろんな顔

「怒ったら、どんな顔するか、見たかったんだよ」 唐突な告発にぼくはこう答えた。ぼくはいたって冷静だった。どうにもならないなんて自分を見捨てたりしなかった。やさぐれたりもしなかった。彼女にきちんと説明するつもりだった。 「もし君が怒ったなら、…

大事なことを大事だと思うことについて

どうでもいいとばかり思ってきた人生だった。いろんなことを。いろんな場面で。いろんな階層で思ってきた節がある。どうでもいいと思いつつ、なんとか生きてこられたのは、それでもなんとなく生きてきたわけじゃなくて、一応は、なんとか生きようとしたって…

いつかたぶん猫になる日

猫になったらどうだろう。生きていることのいろんなことを感じなくて済むだろうか。猫は猫でしんどいのだろうか。「どうなんだい?」 猫になろうと、努力したって、なれるわけじゃない。でも、猫みたいになれるかもしれない。猫として生きるのではなくて、た…

帽子をかぶる

帽子をかぶることを、唯の日除けと思っていた。日光から自分を守るためにそれをかぶるのだと。 小さい頃に、日射病になったことがある。その時だろう、はじめて帽子というものを意識するようになったのは。夏の、暑い日差しにさらされ続けると、人は体調を崩…

髪を切る

「変わりましょうよ!」 わたしは、いま説得されている。自分から言い出したことだった。それでも躊躇しているていでもあって、自分が望んでいるようでもある。どちらが真意なのか、自分でもわからない。どちらでもいい気もする。 長くのばした髪を切ろうか…

頭の中を埋めうること

被害者ぶるのを、やめようと思う。そう思う途端に、自分を支えているものがなくなった気になって、身体の調子が悪くなってしまった。おそらく、いろんな人は、いろんな心の支えを以って生きているんだろう。僕の場合はそれが被害者ヅラすることだったんじゃ…

今日もどこかで雲が雨を降らせている

今日もどこかで雲が雨を降らせている。 雨なんて降る予報ではなかったのに、いつの間にかその予報も変わって、実際に雨が降っている。そうやって、天気に翻弄される人間がこの世界に一定数いて、そうやってまた、あぁと思っているのだろう。そのあぁ、には、…

どうせいなかった人

なんでかわからないけれど、ぼくなんてどうせいなかった、みたいなことを、折に触れて思う。誰かと接触したり組織に所属したりするたびに、接しはしたけれど、そもそもぼくなんてそこにいなかった世界線というのもあって、だから、いてもいなくても同じなん…

誠実さについて

私は恋愛対象についての不誠実さに本当に敏感すぎるのだと思う。みんな、もっと、うまくやっているんだろう。なんでこんなに誠実であるかどうかに過敏なのか自分でもよくわからない。嫉妬とも違う気がする。誠実な人がいいと、ずっと思っている。 翻って、自…

傷を埋めるパテ

彼女の恋の傷を癒すための、パテでしかどうやら僕はなかったらしい。いわば恋愛と恋愛の谷を埋める土砂。あるいは傷に擦り付ける薬の類。穴埋めパテ。 女なんて、という前にまずは自分の自惚を恥じるべきだ。自分という人間はそんなに価値のあるものだったか…

ぼくにあいた穴

君からの帰り道に、ふと、星をみつけた。 星なんてどこにでもあるなんて、ときどき思う。人だって、どこにだっていると思っていた。でも、そんなことはないって、やっぱり思う。自分が万全の態勢を整えていたって、昼間に見ようと思ったら、星はまぁ、見えな…

世界をこしらえるということ

どんな世界も、自分にぴったりとしない。どこまでも自分に都合の良い世界なんてない。どこにもない。かと言って、うまく生きることができないというわけでもないんだろう。多くの人にとってはね。自分には、難しい。 難しいと思い込んでいるだけで、そうでも…

罪悪感について

たぶん、僕が固執しているのは、罪悪感あるいは被害者意識だ。罪悪感にすがりつくことによって自分を弱いものにして、なんとか生きながらえている。そんな感じ。生きる理由を作っているというか。強くあるためには罪悪感がありすぎる。罪悪感を利用して、自…

ダブルバインドに壊れるこころ

人に用意された価値観で生きるってことが、結構ある。その、用意された価値観のどれを選んでも正しくないと判断されることだってある。自分自身はそれを納得していないけれど、何かを選ばなくてはいけなくて、けっきょく心が壊れてしまった。逃げ場がないと…

女子のチョコレート讃歌

「はい、コレ」 華子がとうとつにチョコの箱を渡してきた。 「なぁに? どうしたの」 「なんでもないよ、ただあげたくなったから」 「ありがと? これ、わたし好きなの!」 最近はとても疲れていて、何かとしんどかった。こうして優しさを手渡してくれる人が…

再会と落涙

「ただ、会ったというだけで、涙を流してくれる人がこの世界にいると分かっただけでも、ボクはうれしいよ。生きていてよかったよ」 そのまま彼女はこちらを見ることもせずに泣いたままだった。ぼくは続けた。 「だから、泣くのをやめて? 笑顔を見せて。久し…

書くことで自分をよくしたい

日々の楽しみは、文章を書くことくらいになってしまった。それも、そんなにいいことでもないし、ただ惰性でやっているだけのような気がする。気がつくとノートに何か書いていて、それがうまくいくというわけでもなくノートが嵩張っていく。やりたいことなん…

雨のにおいと傘

雨なんて降っても、休めるわけでもないのに、こうして雨の匂いがするとなんだかうれしい。学生時代の部活で、雨が降ると練習が楽になるのを体が覚えているのかもしれない。 どちらにしても、いい匂いでわたしは好きだ。この匂い。梅雨のこの時期の匂いって感…

どこにでもいる僕たちなのに

「なんでこんなことすんの!」 「別にー、理由なんてないよ」 「はァ?」 こんなに怒られては、とても怒った顔を見てみたかったから、なんて言えない。居心地が悪いまま、ぼくは笑顔をうすら浮かべている。どこにでもいる僕たち。 「もう、次やったら怒るか…

生きる その百八番目のし

いつも消化できない、書ききれないなにかを抱えている たまに書いても、どうにもまとまらず、人の目に触れることも、その必要もないものが出来上がる この世界の、人の目に触れているもの、そうなるべきもの 自分自身にさえ、わたしはそれを躊躇してしまう …

なにかを人のせいにする不幸せ

被害者意識を持っている限り、しあわせになることはない、って最近は思う。自分のなにかを誰かのせいにしているかぎり、自分の人生を生きることはできない。 自分が在ることにいついて、自分の為したことについて、自分の影響について、その人がなにを考える…

最近の日々

コロナとはまったく関係なく、体調の悪い日がつづいて、なんとかギリギリ生き延びているという感じが先週くらいまでつづいていた。去年末からずっとそんな感じだった。気を抜くと頭の中が嫌なことで染まる日々。 それを先週くらいから脱しつつある。きっかけ…