心音を聴き、心根を育てる
どんな人にも独りのときはあるけれど、きみの
そのために、
心根と心音は深いところで繋がっているんだ。芯としての心根と、センサーとしての心音なんだ。心根をうまく育てるために、心音を聴くんだよ。
大丈夫、うまくいくさ。いつもわくわくするほうを選ぶといい。そうしたら、心根は育つ。きみの興味に合わせて、成長していく。きみの愛の軌跡とともに、心根は成長する。好きなことには素直に。好きな人には素直に。どうか、幸せにね。
そうだ、良いものをあげよう。この鈴だ。この鈴は一度だけ鳴らせる。この鈴を鳴らすと、心音の波動を強くすることができる。落ち込んでしまって、どうしても心音が聴き取りづらくなったときに使いなさい。この鈴の周波数はきみのお母さんの心臓の音と同じ周波数なんだ。この音を聞いたら、きっときみはきみの伴侶となる人のことを想うだろう。鈴の音とその想い出は、同じなんだよ。いいかい? このことをよく覚えておくんだ。
きみが退場するその日まで、心根を育て続けるんだ。身体がどんなに弱っても、心が彷徨っても、根と音だけは、きみが人であることの証。心根さえしっかりしていれば、どんな困難も乗り越えられるはず。どんなに諦めそうになったとしても、栄養と水をやり続けるんだ。心音を聴くんだよ。良いね。
それじゃあ、もう行くから。鈴をよろしく。