どんなに高く飛ぶ鳥よりも想像力の羽根は高く飛ぶ

自分の"楽しみ"を書いて、自分だけが救われるんなら、それは言葉ではないんじゃないの。言葉は人のものでもあるんだから。

職能と愛の共通点

 一瞬のトキメキが、その人を、その人の人生を、作っていく。
 人生とは不思議だ。
 
 どこかでこの人だ、と決めるのだろうか? 
 その人は誰なんだろう。
 もう出逢っているのだろうか? 
*** 
 トキメキはきっと持続しない。
 しないが、僕にはまだ見えていない力が、そこにはきっと、あるのだろう。
 結ばれても、いずれ、別れは来る。そして、その日がいつかはわからない。
 その別れはとてつもなくしんどいものかもしれない。
 出逢ってしまったことと、同じくらいしんどいだろう。
 
 どこかでこの人だ、と決めるのだ。
 そうして、ぼくたちは生きていく。
 一人でも生きるし、二人でも生きる。三人でも、良いかもしれない。
 そうして生きる覚悟が、自分にあるだろうか。
 生き切る覚悟があるだろうか。

 結ばれることは、別れることと同じくらいにしんどいかもしれない。
 そうおいそれとはいかない。
 重く考えすぎだろうか? 

 私は、ここに来て、母の覚悟を見たような気がした。
 私も、これから覚悟するのだろう。
***
 職能に、愛に、生きるのが人の本来ならば、この二つは同じように考えることができるのではないか。
 一瞬のトキメキが、人生を作る。そのコトとはもう出逢っているのかもしれない。まだ出逢っていないのかもしれない。それによって生きる / 活きるという点で、仕事と愛は似ている。
 私には、いろんな覚悟が足りていない。腹くくっていない。出逢う覚悟がないのだ。そうしていろんなことを見送っているのだ。起こることはすべて、私の成長への布石。一足ずつ進め。いずれ道になる。