どんなに高く飛ぶ鳥よりも想像力の羽根は高く飛ぶ

自分の"楽しみ"を書いて、自分だけが救われるんなら、それは言葉ではないんじゃないの。言葉は人のものでもあるんだから。

声で、叫んでる

 どうしようもなく愛されたくてしかたなくて
 愛されてるつもりで、でも、愛されてなくて
 大人になったつもりで、でもそうでもなくて
 ずっと子供のまんまで、成長していなくて
 ずっと、このままでいいやって

 笑わせたくて、人を楽しませたくて、でも、なんか、できなくて
 その機会はなくて
 愛されたくて、愛される機会はなくて、ただ、いま呆然としている
 機会がないのは、たぶん自分のせいで
 自分で機会を得ることから逃げていて
 いろんな言い訳をしているのは、自分を守るためで
 愛されることに慣れていなくて
 どうやったら愛することができるのか、わからなくて 叫ぶ

 独りは、もういいやって
 人に愛される人になりたくて
 人を愛したくて
 人を楽しませたくて
 ただそれだけで
 幸せで

 ただ笑ってたくて、幸せでありたくて、人に肯かれたくて、認められたくて、君の気を惹きたくて、ただ笑わせたくて
 愛したくて 叫んで 愛されたくて 叫んで
 本当にそうしたいのなら、きっとそうなるって自分に肯いて 今は機会がなくてもそうしたいとつよく思うなら、その機会はきっと来て
 たぶんこれまでの闇ん中ぜんぶ、そのための準備だったって気がしてて つまりそれは人とうまく接していくための洞穴だったって思ってて

 無性に人に会いたくて 無性に人と楽しみたくて 叫んでる 声で、叫んでる