2歩下がって月を眺める
きみは今どこにいるのか
問うまでもなく
この世界には、きみに見せたいものが多過ぎる
この街には、きみと歩きたい道が多過ぎる
あすも陽は昇る
問うまでもない
あした、ぼくはどこにいるだろう
問うまでもなく
向き合い続けることでしか 先に進むこともなく
魅せることでしか 羽ばたけない
ここにぼくはいると 叫びたい
翔んでいく きみの元
きみは今日も現れず、
ぼくは粛々と書いていく
3歩進んで臨みたい月
あすも当たり前のように陽は昇り
いつかぼくらだけが、終わる
かならず
それだけがぼくを救っている
またあしたから
おやすみ、せかい。