空の青さをみつめていると、
空の青をみつめて、思い浮かべること
それは、
懐かしいということでもなく、
怯えるということでもなく、
ただ、気分が軽くなるというだけでもなく
青空と向き合うとき、吸い込まれていくわたしの中のなにか
それが吸い込まれるたびに、わたしは絶望する
青空をみるたびに、わたしは自分を取り戻す
絶望することでわたしは正気となっている
わたしを打ち砕く全ては、蒼天へとかえっていく
「わたし」だけがここに残り、また、次の「(絶)望」に向けて歩いていく
だから、わたしは青空をみるとき、
懐かしいというわけでもなく、
おびえるというわけでもなく、
気分が軽くなるというだけでもなく、
こころから歓ぶのです