2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧
じぶんのことを、不甲斐なく思うこともできるだろうし、 じぶんのことを誇らしく思うことだってできるのだろう。 どっちだって、簡単なこと。 そうしようと思いさえすれば。 そうすることをじぶんに許すのならば。 じぶんみたいなもんが、と思うことは じぶ…
それをしないとしても、それはわたしがしないことに決めたのであって、やはり、わたしが自分で決めたことである。それをしない理由がどんなものであったとしても。どんな要因であったとしても。 なにかをできないと決めることについて、人の関与する余地は、…
生きていることは、恥ずかしいことだ。 なにをやっても不安は尽きない。 何かに自信を持った瞬間に、それはできなくなってしまう。 そう思っている。 自信を持ってなにかを胸を張ってするようになったら、その心は驕りに満ちている。 だから、失敗する。 う…
道を歩いていて、ふと、思った。 このバス停は、どこにつながっているのだろう。 きっとどこかにつながっていて、乗った人をどこかへ連れて行ってくれる。 運賃はたったの数百円で、そんなに不快なこともなく、外の変わりゆく景色をただ眺めていられる。 無…
知らない人と、映画の予告編を観ている。 わたしたちは、ここにこうしている必要もないし、 それを観ている必要もない。 だけれど、ふたり並んで観ている。 なんだか、この予告編を観なければならないような気がしている。 それも、その人と一緒でなくともよ…
言葉で世界は出来ている。 言葉で世界を把握し、 解釈して、 或いは書き換える。 言葉がなければ、この世界はわたくしにとって存在していないのと同じで、 言葉がなければ、この世界に触れることも出来ない。 言葉による感染は、人を目醒めさせ、 言葉による…
誘導用ブロックみたいに。 それを必要としている人にはとても役に立って、 それを必要としていない人には、その存在さえ知られることもない。 それを必要としている人にはそれがなくてはならなくて、 それを必要としていない人にはそんなに邪魔にはならない…
いまのぼくに、報われるべきなにか、あるだろうか。 なにかの願いをもってそれをしているだろうか。 それによって、なにも起こらなくても構わない、と思ってる。 本当にそう思っている。 だからと言って、それが自分の目一杯か、というと、たぶんそんなこと…
まいにち体重計に乗らないと、自分のなりたい体重になることは、たぶんない。 近づくことも、遠ざかっていることもわからない。 自分の今の体重を知らなければ、理想体重を設定することもできない。体重という数直線の上で、その人はどこにも存在し得ない。 …
なんだか、文章を書かずにはいられない夜ってのがあって、今夜はそういう時みたい。 人の役に立てている感覚ってのは、気持ちがいいものだ。それによって自分が生きることができるというのは、格別のもののようにおもう。こんな気持ちになるなんて、本当に生…