どんなに高く飛ぶ鳥よりも想像力の羽根は高く飛ぶ

自分の"楽しみ"を書いて、自分だけが救われるんなら、それは言葉ではないんじゃないの。言葉は人のものでもあるんだから。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

生の自問字答

生きるか死ぬかの瀬戸際なんて、僕たちの生活にはない 滅多にない でも、僕たちは確実にいつか死んで、それは明日かもしれない いつ死ぬのかは誰にもわからなくて 明日死ぬ予定でいる人なんて一人もいなくて 僕の知らない裡に死は迫っていて 楽しくないこと…

条文読み方こと始め

友達とやった勉強会のまとめです。 法律に限らず、契約書などの文面がどのような構造になっているのか、どのような言葉で書かれているのか、その特徴的な部分について焦点を当てています。 できる限り、条文などの”とっつきにくさ””苦手意識”を緩和すること…

今わたしが恐れていることリスト

恐れていることには、自分の欲望が隠れている。本性が隠れている。こうしたい、ってことが直截に現れている。恐れていることときちんと向き合うことができたなら、わたしは自分の本当にしたいことができるだろうし、なりたい自分になれるのだろう。 わたしは…

「ありがとう」と言うとき

母は娘であるあたしにありがとうと言ったことがほぼない。そう言われそうな状況で、そういった感謝の言葉を聞いたことがないと思う。ただ一度を除いては。 一時期、あたしは人間不信になってしまっていた。そうなった理由もあるのだけど、ここには詳しく書か…

真っ当に迎える死について

生きてると、なんて、今の自分のことを形容していいのか自分にもよくわからないけれど、とにかく、生きてると、感じることがあって。人は当たり前のように死ぬし、そしていつ死ぬかなんてわからない。たぶんこれを書いているぼくも、これを読んでいるあなた…

書くことの精度

書くことの精度。書くことで伝わる精度。 コミュニケーションはたぶんその基本。 自分が表現した言葉が、自分を離れて、人に伝わる。 文字で書くことは、時限爆弾みたいに発火する。 何かを伝えることは、どこか自分をさらけ出すということ。 美しさを伝える…

ジブリの3人について

ぼくがスタジオジブリを好きなのは、そこにいる人々の関係性によるところが大きい。映画そのものがわたしにとって魅力的ということだけでなくて、どうしてこういう魅力的な映画を、たくさん連続して(異常なほどに!)創ることができたのか、というその組織…

成すべき成果さえ明確なら、私にはもっといろんなことができるだろう

気がつくとやってしまっている失敗や勘違いやバグりをなるべく少なくして、最善手を選ぶことが増えたなら、ぼくの人生はかなり変わるんじゃないかね。 そこに必要なのは、どんな成果や結果を得たいのかという目論見なのではないか。どういう結果が欲しいのか…

『弱者の戦略』を読んで その2

前回(『弱者の戦略』を読んで - 美しい、君に見せなくては。)の続きです。 昨日、友達とおこなった勉強会で使ったスライドをまとめたものです。 この本は生物学について書いた本ですが、生物の弱者として生き残る術は、ほかの分野にも応用の効く内容だと思…

曖昧に書くということ

書いたものについて、どう受け取られてもいい、俺はとりあえず書きたいように書いたぞ、っていうのは、やっぱり逃げで、やはりある程度は書く責任はあるのだと思ってる。 どちらにも解釈できるということをあえてするのであれば別だけれども、曖昧な書き方を…

女のいのち

ぼくの隣で、ぼくの彼女が泣いている。さめざめと、泣いている。三面鏡の前で。たぶんこの鏡は、彼女の家族から受け継いだものだろう。 ぼくたちは、愛しているし、愛されている。だから彼女はこうしてぼくに気を許して泣くのだと思う。だから、と書いたけれ…

「うらやましい」という気持ちと向き合うこと

いろんなことで人は人のことをうらやましいと思うのだと思う。完璧な人間なんていないし、どんなに恵まれた人であっても、うらやむ相手と言うのは必ずいるはずだ、と私は思う。 うらやましい気持ちになった時に、どういう態度をとるのか、っていうのは自分に…

文章を書くにあたって

僕のことを成長させてくれるのは、いつも、真っ当に僕のことを見つめ、僕のことを思い、NOと言ってくれる人。そういう指摘を受けるたびに私はもっと良い文章を書こうと思える。 なんの責任もないハートやお星様では、そんな感情には成り得ない。より一層自分…

おたまじゃくしの香り

精液の匂いなんて嗅いだことがないはずなのに、わたしには、なぜかその香りが精子の匂いだとわかったのだった。それが生死の匂いだったからかもしれない。我々は、全部、“そこ”から始まり、そして、性交のたびにわたしたちは小さく死んでいる。 窓ガラスに雨…

『弱者の戦略』を読んで

今日、友達とおこなった勉強会で使ったスライドをまとめたものです。 この本は生物学について書いた本ですが、生物の弱者として生き残る術は、ほかの分野にも応用の効く内容だと思います。ですが、今回は、この本の基本的な部分から抜粋して、まとめています…

ぜんぶ、春のせい

君に別れが来てしまって、そして、ぼくに出会いが来るのは、 自転車を2人乗りするのが気持ちイイのは、 なんだか汗ばむのが気になるのに服を脱げないのは、 一緒に映画を観て映画の感想なんて言わずに、ただお茶しているのは、 今日は親居ないから、って君が…

宇宙の塵と同じ、ほんの些細なこと

何億光年も遠く離れた惑星から、私たちのいる地球を見通すことができたなら、そこには、まだ、恐竜が映るかもしれない。遠く離れた星に届く光はその距離に比例した古い光である。それを受け取った“彼ら”はそれをどのように見るだろう。「水のある例の星だ。…

奮闘するおとこ

「書きたいんでしょう、書くべきだ」 「この前の話、あれ、面白かったじゃないですか。読みたいので書いて下さい。お願いします」 向こうにいるはずの“書き手”である誰か、は此処からは見えず、声は聞こえない。ただ、一人の声だけがこの部屋に響いている。 …

声で、叫んでる

どうしようもなく愛されたくてしかたなくて 愛されてるつもりで、でも、愛されてなくて 大人になったつもりで、でもそうでもなくて ずっと子供のまんまで、成長していなくて ずっと、このままでいいやって 笑わせたくて、人を楽しませたくて、でも、なんか、…

愛すること、そして幸せになるということ

父のことを、親としては愛している。それは間違いない。でも、人としてはそうじゃない。そういう線引きをしていいのか、自分でもよくわからないでいる。 配偶者は選べることが多いけれど、子供が親を選ぶことはできない。親の人格を変えることは子供には難し…