どんなに高く飛ぶ鳥よりも想像力の羽根は高く飛ぶ

自分の"楽しみ"を書いて、自分だけが救われるんなら、それは言葉ではないんじゃないの。言葉は人のものでもあるんだから。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

敗者は、自分から選んで敗者になる

私は、あるとき私に罹った劣等感に勝てなかった。そして、劣等感を回避するのに、私にとってとても残酷な方法をとってしまった。 誰も私の人生に深く関与しようとしないことに、私は打ちひしがれていた。様々な人々に翻弄されることにも嫌気が差していた。 …

できるかぎり幸せであるように

わたしの生きにくさは、いろんな要素をはらんでいるはず。わたしはわたしを活かせないことにやきもきしている。いま自分がまったく幸せではないことにジレンマを感じる。どうあっても、人は誰でも幸せにあるべきだ。 人は自分を、どう考えたっていい。その自…

なにかを為すこと

なにかを得ることよりも、なにかをする、なにかを為すことのほうが、ずっと生産的で、人の役に立てて、心が穏やかになるのは、それが人に与える、ということだからだ。なにかを得ることは、得た時点ではほとんどなにも生まない。ただ自分が満たされるという…

あえないはなし

【ぼーいの】 美味しいものを食べようとするたびに、あなたとこれを食べられたらいいのに、と思う。 良い音楽を聴くたびに、あなたはこれを聴いてどう思うのか、問いたい気持ちを抑えられない。 お気に入りの映画が増えるたびに、君とこの気持ちを同じ時間・…

愛するきかい

ただ、自分は不幸だ、とひとりで声高に叫んだとしても、それを本当に聞き入れる人はいない。ただ、自分が不幸に落ちていくだけなんだ。 不幸にどれだけ抗っているかというと、たぶん、そんなことはなくて。ただ、自分のことをかわいそうな人として扱って欲し…

こころが通うということ

人には、脳みそだけではなくて、心だってあるのだって、最近になってやっとわかった。心が通うから人は瑞々しくいられるし、自分を保っていられる。いきいきと生きることができる。心が通っているとわかるから、独りだとしても、寂しく感じないかもしれない…

贈ることのない恋文

何を書いたらあなたを楽しませることができるだろうかと考えて、あなたの楽しみのツボみたいなこと、あんまりよく知らないことに気が付きました。人格としてのあなたを好きだけれど、あなたの嗜好だとか、何を楽しいと思うのだろうとか、そういうことにはず…

「そうなっている」と書かずにそれを書く

あの人のことなら、なんだって知りたかった。 あの人がどういうことを好きで、どういうことを美しいと思うのかについて。 あの人がどういう人を好きになるのかを。ぼくのことをどんなふうに思っているのかも。 ぼくをどうするつもりなのかも。ぼくと、どうす…

プレイリスト:ReWrite

「じゃあ、次はこの曲、きいて」 「ん」 彼はあくまで素っ気なくわたしからイヤフォンを受け取る。自分の好きな曲を彼に聴いてほしくって、こうして肩をならべてコーヒーショップに座っている。彼に聴いてほしい曲は耳を通さなくてもどんな音なのかはもちろ…

あなたがぼくの現実であるということ

あなたに、ぼくの現実と成って欲しい。あなたを幸せにしようと、ぼくは思っていたい。思い続けていたい。あなたでなくてはならない。あなた以外に、現実なんてない。ただ、ただ、あなたとあなたから産まれてくる小さな人たちを、幸せにしていたい。小さな人…